後編:たまには妻を誘ってドライブに出掛けよう。二度と誘うんじゃねー!

大山入り口 聖戦日記
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ずっと家にいる妻をたまには山や海に連れて行ってやろうと思い、ドライブに誘う事にした。

前編のつづき。

前編:たまには妻を誘ってドライブに出掛けよう。良いところへ。
妻はインドア派だ。休みの日は家にいて掃除をしたり、本を読んだり、習字をしたり、昼寝をして過ごしている。たまに買い物や美容院に出掛けるが、基本的に休日は家にいる。家に居るのが好きなのは分かるが、たまには...

 

出発も遅れたので、近場の大山に行くことにした。

ケーブルカーもあって運動不足の妻でも登ることができるだろう。

途中、渋滞にはまりつつ1時間30分程で目的地に着いた。

大山入り口

 

民間の駐車場に車を止め、ケーブルカーの駅方面に歩き出した。

階段沿いにお土産屋が数多く並んでいる。

大山参道

俺ー普通

ケーブルカーの駅と駐車場しかないのかと思ってた。

俺ー普通

参道沿いにお土産屋さんがたくさんあるんだな!

俺ー普通

旅館や食事するところもあって、ちょっとした観光地になってるじゃん!

妻ー普通

当たり前でしょ。大山は観光地なんだから。

俺ー普通

そーなんだ。

 

しばらく歩いていると。。。

思ってたより階段が多いわよ。もう疲れてきた。

妻歩いて疲れる

 

 

俺ー普通

まだケーブルカーの駅までも来てないぞ。

フー。

妻歩いて疲れる

 

 

徐々に妻が遅れ始めた。

そんな時は昔から私は妻を置いて先に行く。

先に行ってしばらく待つ。

俺ー普通

もう少しじゃないか?

フー。

妻歩いて疲れる

 

 

10分ほどしてケーブルカーの駅に着いた。

今日は10分おきに出ているようだ。

俺ー普通

なになに。大山寺駅と阿夫利神社下社駅の2つの駅があるのか。

大山地図

 

俺ー普通

変に登らせると怒りそうだから、高い方の駅にしておこう。

チケットを買い、次のケーブルカーに乗ることができた。

大山ケーブルカー

なかなかの急こう配だ。

大山ケーブルカー

6分程で阿夫利神社下社駅に着いた。

そんなに混んでなく、景色を見ながら座って来れた。

俺ー普通

とりあえず神社の方に行ってみよう。

妻ー普通

うん。

少し歩くと神社に上がる階段があった。

大山神社階段

妻ー普通

うわ。なにこの階段!

俺ー普通

この階段の上に神社があるんだろ。

黙って登り始めた。

登ったところに神社があった。

大山阿夫利神社

フー。

妻歩いて疲れる

 

 

お参りをして、境内を見て周る事にした。

社殿の下に大山名水と書いてある入り口があった。

俺ー普通

なんか、名水があるみたいだぞ。

入ってみる事にした。

地下から湧き出ている水が竜の口から流れていて、無料で飲めるらしい。

みんな、手で水を飲んだり、ペットボトルや水筒に湧水を入れている。

ご利益のあるありがたい水らしい。

せっかくなので入り口で売っていたペットボトルを買い、水を汲んで飲むことにした。

妻ー普通

私が先に飲むからね。

俺の後には飲みたくないらしい。。。

まぁいいさ。

湧水のトンネルからでて、社殿の左側に行くと、登山道の入り口があった。

俺ー普通

ここから登るらしいぞ。

入り口の階段を覗くと。

大山登山道入り口

さらに急な階段があった。

俺ー普通

とりあえず登ってみよう。

妻ー冷汗

え!行くの?

俺ー普通

せっかく来たんだから、上まで行ってみよう。

かなり急な階段で、妻は手すりにつかまりながらどうにか上まで辿り着いた。

フーッ、フー。

妻歩いて疲れる

 

 

本殿が山の頂上にあるようだ。

しかし、90分もかかる様なので、30分で行ける見晴台を目指すことにした。

山道に入ると岩や木の根で段差ができた登山道が続いていた。

山道岩

 

俺ー普通

平坦な山道じゃないんだな。

俺ー汗

けっこうキツイぞ。

5分程登ったところで。

どこまで行くのよ!もう無理。

確かにこの山道はキツイ。

俺ー普通

ちょっと先まで見てくる。

妻を置いて、先がどうなってるか様子を見に行く事にした。

15分ほどして。

俺ー汗

まだ登ってるのか?ぜんぜん見晴台が見えないぞ。

俺ー汗

だいぶ妻と離れたし、引き返すか?

俺ー汗

いや、ここで引き返すと

妻ー普通1「根性ないわね!」とか言われるぞ。

 

俺ー汗

もう少し頑張ってみよう。。。

さらに10分程登り続け、ようやく見晴台についた。

フー。

俺ーフー。

 

見晴台というより、ちょっとした休憩場所になっていた。

正面に江の島が見え、相模湾や房総半島まで見通せた。

大山見晴台景色

 

onigiri

天気がいいから遠くまで見える。

onigiri

良い景色じゃん!ここまで登ってきた甲斐があった。

しばらく風景を楽しみ。。。

 

俺ー普通

さぁ戻ろう。

俺ー普通

ずっと待ってるだろうからな。見晴台までは来たし。

急いで下ることにした。

 

下りは3倍のスピードで降りる。

5分程下ったところで妻を見つけた。

下からずっとこっちを見ている。

俺ー普通

心の声「あれ?登ってきてたのか?」

俺ー普通

「なんで分かれたところで待ってないんだ?」

すぐに妻と合流した。

 

妻ー怒り1

ちょっと見てくるって言って、どこまで行ってんのよ!

俺ー普通

いや、なかなか見晴台がなくて。

妻ー怒り1

ちょっとって言ったんだから、すぐに戻ってきなさいよ!

妻ー怒り1

なに私の事、置きざりにしてんのよ!

俺ー普通

・・・・・・・

俺ー普通

なかなか辿り着かなかったんだよ。

俺ー普通

さぁ降りよう。

妻ー怒り1

おぶって行きなさいよ!

そんな登山者は誰もいない。。。

 

俺ー普通

おぶってもいいけど、姥捨て山みたいになるぞ。

お前が悪いんだろ!

妻ー炎の怒り

 

 

 

俺ー汗

とにかく降りて何か食べよう。

食べ物で意識をそらすことにした。

 

妻は文句を言い続けながらも、どうにか元の神社に辿り着いた。

フー。

妻歩いて疲れる

 

 

下の茶屋でソフトクリームを買い、腰かけて食べる事にした。

数年ぶりに食べるソフトクリームは美味しかった。

ソフトクリーム

 

妻ーニコニコ

美味しい!久しぶりに食べたわ♪

妻ーニコニコ

疲れ果てたからずごく美味しい!

俺ーニコニコ

ちょっときつかったけど

俺ーニコニコ

たまには自然の中で山の空気を吸うのもいいだろ?

 

ふざけんな!二度と誘うんじゃねー!

妻ー鬼2

 

まだ遠い方の良いところが残ってるぜ!

pose_kiri_man1

 

 

 

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